コーヒー定期便では無料でコーヒーマシンがレンタルできるサービスがあります。
ただ、
「無料レンタルできるのはいいけど、定期便にすると結構かかっちゃうんじゃないの?」
「余らせたらもったいない。のみきれるかな」
と心配にもなりますよね
今回、そんな不安を解消するために
”実際、定期便は年間でどのくらいの料金がかかるのか”
”年間でのコストを最安値にするには”
”定期便にする目安は1日何杯?”
などについて説明していきます。
1.コーヒー定期便は年間で最低どのくらいかかるの?
ネスレを中心にコーヒー定期便で無料マシンがレンタルできるサービスについて、それぞれのサービスで最低いくらかかるかを下記にシュミレーションしてみました。
なお、シュミレーションは定期便の条件をみたす一番安いメニューで行っていますので、お好みメニューの場合は金額は異なってきます。
定期便 種類 | ネスレ ドルチェグスト![]() | ネスカフェ バリスタ![]() | UCC コーヒーポッド![]() | ルカフェ![]() |
---|---|---|---|---|
年間最安コスト (税込) | 12,643円 | 5,542円 | 24,010円 | 66,000円 |
内訳 | ・1~3回目:¥3,720(5%オフの値段) ・4回目:¥1,483 | ・1~3回目:¥1,553 ・4回目:¥883 | ・1回あたりの値段:¥4,001×6回 (ポイントで5%オフ) | ・1回あたりの値段:¥11,000×6回 |
・最安値はネスカフェ バリスタの5,542円 (月あたり 約460円)
最安値は圧倒的にネスカフェ バリスタでした。
・1回あたりの購入金額の条件が1,050円以上~と安い
・購入スパンが最長3ヶ月ごとと他定期便より長い
ことでかなり安く抑えられます。
最安値のシュミレーションでは1回に送られるエコ&システムパック(2ケ)で3ヶ月で75杯。1日あたり約0.8杯で週1~2日飲まない日があっても消費できる量です。
なお、マシンは登録をすれば最長2年の無料修理保証となります。
ネスカフェバリスタはコーヒー粉を用いたコーヒーです。
”レギュラーのような味わい”とはいきませんが「インスタントよりも美味しいコーヒーを安く飲みたい」という方に適しています。
・レギュラー派の最安値はネスレ ドルチェグストの12,643円 (月あたり 約1,050円)
”やっぱりレギュラー”という人にはネスレ ドルチェグストが年間12,643円
これは2ヶ月ごとに4箱(何杯分)が届くのが3回、定期便を継続するためにその5ヶ月後(150日以内)に1箱のみ購入した場合になります。
最安値のシュミレーションでは1回に送られてくるカプセルは64杯。1日1杯ほど飲めばほぼ余ることなく次の定期便までに消費できます。
仮にあまったとしても最低3ヶ月は賞味期限があるものが送られてくるのでその間で飲めればOKです。
なお、ドルチェグストはメニューが全30種と豊富でカプセルによって1杯あたりの値段は変わってきます。
一番安価なものは1杯あたり約58円、1杯あたりの値段が1番高いものはスタバシリーズ(ラテ マキアート/カプチーノ/キャラメル マキアート)の155円です。
※ 1杯あたり約58円(1箱 16杯入りで930円(5%オフ)、155円(1箱 6杯入りで930円)
こちらも無料レンタルしたマシンを登録すれば最長2年の無料修理保証となります。
・2年目以降はもっと安く無料マシンを利用できる
定期便の利用で無料でマシンレンタルできるサービスは1年目は指定された回数の購入が必要です。
2年目以降、その条件はゆるくなる為、より安く無料でマシンをレンタルを利用できます。
ネスカフェ バリスタの場合は年間1,766円、月あたりわずか約150円と缶コーヒー1.5杯分だけで無料マシンレンタルが継続可能です。
ネスレ ドルチェグストの場合は4,499円、月あたり約370円とこちらもかなりリーズナブルです。
無料でレンタルマシン継続には”150日以内での購入”という条件をクリアすればよいだけとなる為ですね。
2.1日2杯でのシュミレーションコストを計算してみました
それぞれの定期便で1日2杯を飲む場合、どのくらいのコストがかかるかと計算してみました。
定期便 種類 | ネスレ ドルチェグスト | ネスカフェ バリスタ | UCC コーヒーポッド | ルカフェ |
1日2杯での年間コスト(税込) | 45,260円 | 13,870円 | 47,450円 | 80,300円 |
1ヶ月あたり | 3,771円 | 1,155円 | 3,954円 | 6,691円 |
1杯あたりのコスト | 62円 | 19円 | 65円 | 110円 |
ネスカフェバリスタは1杯あたりの値段が安い分、全体としてもとてもリーズナブルに抑えられています。
ネスレドルチェグスト、UCCドリップポッドは年間コストをまとめるとそれなりに大きな金額となっています。
しかし、コンビニエンスストアの1杯100円のコーヒーと同じクオリティが60数円で飲めるのはメリットといえると思います。
※ 1杯あたりの値段はそれぞれのサービスで提供される飲み物の種類の平均値をもとに計算しています。(1杯あたりの値段(平均) ドルチェグスト:約62円、バリスタ:約19円、UCCドリップポッド:約65円、ルカフェ:110円)
定期便はコストもですがとにかく”手軽に飲める”のも大きな魅力です。
私はバリスタを利用していますが、”お湯をわかさずにボタンひとつですぐ飲める”という手軽さを実感しています。
3.定期便にする目安は1日何杯?
・ドルチェグストでは1日1.3~1.7杯で余らない
ネスレドルチェグストの定期便では2ヶ月(60日)ごとのお届けで4箱or6箱のどちらかを選ぶことになります。
1箱の平均杯数は約17杯ですので1日あたり
・4箱の場合 17杯×4箱=68杯 68杯/60日=1.3杯
・6箱の場合 17杯×6箱=102杯 102杯/60日=1.7杯
を飲めば余らない計算になります。
・バリスタでは週に5~6杯で余らず利用
ネスカフェバリスタの場合は定期便の条件は3ヶ月(90日)ごと1,050円以上の購入です。この金額ですとエコ&システムパックが約2パック分
2パック分は平均すると約69杯となりますので、69杯/90日=0.7杯となり週に5~6杯飲めば余ることなく利用ができます。
・UCCドリップポッドは1日:約1.2杯、ルカフェは1日:1.6杯で余らない
UCCドリップポッドは2ヶ月(60日間)で平均72杯、ルカフェは100杯が届けられます。
1日1杯はほぼ飲む、午前と午後 だいたい1杯ずつは飲むという方はあまることなく利用できると思います。
4.定期便以外で安く買える方法は?
無料でマシンを借りるための最小購入ですとドルチェグスト 1日 1.3~1.7杯、バリスタ 0.7杯となることを説明しました。
これより多く飲まれる方は定期便での購入量を増やすか、それ以外で購入することになります。
そんな時、
”定期便以外でどこで購入できるか?”
”その値段は定期便よりお得?”
等の疑問が浮かぶかもしれませんね。
こちらについて説明していきたいと思います。
・アウトレット品は定期便より安く購入できることも。但し賞味期限が短いという条件がある
楽天などで”バリスタ アウトレット”と表示され複数個セットで販売されているエコパックがあります。
賞味期限が短いものなどは25%オフや中には半額相当など、定期便と同様それ以上に安く購入することができます。
ただし、毎回お好みのセットがあるとは限らないので探す手間が面倒で日ごろ飲まれる方は、手間いらずの定期便での購入がよいでしょう。
・メルカリやヤフオクでも半額近くで購入できることある
メルカリ、ヤフオクで複数個でのカプセルやエコ&システムパックが販売されています。
場合によってはバリスタ定期便最大の39%やドルチェグスト定期便の10%オフよりも安く購入できるものもあります。希望のメニューがあるかを確認してみるもの良いかもしれません。
・スーパーの特売を狙えば20%程度の値引きの時もある。
幅広く浸透しているネスレ製品は大型スーパーやコンビニでも販売しています。
スーパーなどでは特売日などがあり、私がよく購入しているスーパーでは特売日にコーヒー製品が20%オフになります。
これはネスレ ドルチェグストの5%,10%オフを上回る安さです。
このように定期便では最低ラインの購入で無料マシンレンタルをキープして、不足分はアウトレット品、オークション、スーパー特売などで購入するとより安く無料マシンレンタルでコーヒーが楽しむことができます。
ただし、ご希望のメニューがあるかはその時々により、探す手間も少しかかります。
探す手間をかけずに、”いつも切らさずにコーヒーを飲みたい”方は確実に届く定期便を利用しましょう。
5.もし、マシンを壊してしまった場合は費用はかかる?
借りた人に責任がある場合は費用負担
マシンを誤って使ったり,落として壊してしまった場合はマシンの費用を払うことになります。
費用は以下のようになります。
ネスレ ドルチェグスト 11,980円
ネスカフェ バリスタ 5,800円
UCCドリップポッド、ルカフェには明確な記載がありませんでした。
ネスレ・ネスカフェではマシン登録で無料修理保証期間は2年まで延長できますので、マシンをレンタルした方は登録しましょう。
ルカフェでは5年の保証期間をとっています。
6.解約時にかかる費用
ネスレはマシン返送代のみ:1,000円程度の送料
ネスレのコーヒー定期便のドルチェグスト、バリスタで定期便の解約をした場合は解約金などは取られず、マシン送料(1,000円程度)のみとなります。
また、定期購入の条件:3回の継続購入後,次回の購入が150日以内で無料マシンレンタルを継続できますが、150日を超えてしまった場合、管理費として1,000円が徴収されますので、注意が必要です。
UCCは解約料がとられるが、マシンそのものはご自身のものになるのが利点
UCCドリップポッドの場合、マシンを無料で借りる条件の12回継続購入を途中解約した場合は825円(税込)×残り回数(12回-購入した回数)の解約料がかかります。
解約料は払うことになりますが、マシンは返却不要でご自身のものとなりますので、その後カプセルのみを購入して利用することができます。
なお、UCCのカプセルはドルチェグストのカプセルやバリスタのエコ&システムパックのように多くのところで販売していませんが、UCCサイトかアマゾンで購入が可能です。
※ ルカフェには記載がありませんでした。
まとめ
ここでは以下のようなことについて説明してきました
・定期便の年間での最小コストはバリスタの5,542円(月あたり:約460円)、ドルチェグスト:12,643円、UCC:24,010円,ルカフェ:66,000円とコーヒー粉を使用するバリスタが圧倒的に安い。
・1日2杯飲む場合は月あたり バリスタ:1,155円、ドルチェグスト:3,771円、UCCドリップポッド:3,954円、ルカフェ:6,691円となる。
・定期便を余らず飲む場合は1日 1.3~1.7杯(ドルチェグスト)、0.7杯(バリスタ)、1.2杯(UCCドリップポッド)、1.6杯(ルカフェ)が目安
・楽天のアウトレット、メルカリ、ヤフオク、スーパーなどで定期便よりも安く購入できるものも。ただし、賞味期限が短い・メニューが選べないなどデメリットもあり。
・解約時、ドルチェグスト・バリスタは返送料のみ負担。UCCは解約料が取られるがマシンが自身のものになる。
定期便でも購入の仕方によっては年間費用を思っていた以上リーズナブルにできます。
無料マシンレンタルを維持しながら不足分は定期便以外の別購入でしばりなく利用することもできますので希望に合わせた形をとれるのも魅力の一つです。
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